車の売却を考えているのであれば、車査定の手続きを知っておくことが必要です。多少は違っても基本的にどこの業者もやることは同じです。もし大きく異なるやり方をしていると感じたら、その業者は一旦保留をするべきです。
それでは基本的な流れを紹介していきます。
1.査定金額を算出する
車を持ち込んで査定をする場合は、車の状態をチェックしてから査定金額を算出していきます。込み具合にもよりますが、両方で1時間かかることあまりありません。業者にもよりますが、これまで取引された中古車の売買情報などと現在の車の状態を照らし合わせて買取金額を設定してきます。
傷が多いなど車の状態によっては、さらにマイナス査定になることもあります。
2.書類の説明
車の査定をしてもらっている間に、車を引き渡す時期の説明や書類の説明を受けます。車を引き渡す時期は決まっているわけではなく、引き渡し時期によっても査定金額がかわるので最も高額な引き取引を必ず聞くようにしてください。
この最も高額な引き取引は自分で調べるよりも、現場の担当者の方がよく知っています。そのため必ず聞くようにしてください。
3.契約へ
査定額と引き渡し時期などに納得をしたら契約へ移ります。買取売買契約書を交わすのですが、よく内容を確認してください。中にはエアコンなどの取り外しに費用がかかるなど買取金額からひかれる場合もあります。
また何も記載していない契約書も気を付けてください。買取店に聞いてみた方がよいでしょう。
4.その場で契約をする必要はない
査定額がわかったら、その場で持ち帰ることもできます。買取業者は少しでも早くいい条件で買い取りたいので、上手く話をしてきます。しかし決して焦ってはいけません。必ず複数の業者から見積もりをもらうようにしてください。
他の業者の方が高くなるケースや、契約内容がしっかりとしているケースもあります。
またいきなり買い取り売買契約書がでてきたり、見積もりをしたら買取をしないといけないといってくる業者にも注意です。買取業者の中には詐欺をはたらく業者もあります。特に知識がない人は狙われがちです。
以上いかがでしたでしょうか。詐欺などから自分を守るためにも、車の査定の流れは頭に入れておくようにしてください。多少違っても、だいたいどこの業者でもこの流れで進めていきます。納得いかない点があったら、絶対に契約しないでください。一度契約をするとキャンセルは不可能です。