傷は車の査定にどれくらい影響するの?

車の査定は、車の状況を判断します。そのため車に傷があると査定に影響を与えます。この記事では、傷はどれくらい車の査定に影響するかを説明していきます。

1.傷の内容と査定

傷といってもほとんど目立たないような傷は、査定の範囲外であることがほとんどです。それは査定員も事故なく走っていても、全く無傷の車はほとんどないとわかっているのです。2~3センチ未満の傷はほとんど気にすることはありません。これくらいの傷は買取業者で簡単に修理をすることが可能です。

しかし3センチ以上ではっきりとわかる傷は査定に影響があります。例えばカードサイズ、A4サイズ、30センチ平行など傷の大きさによって査定金額が下がっていきます。

傷があまりに大きく(例えばボンネットの半分以上など)交換が必要になる場合は、大きく評価額が下がると考えてください。

しかし傷が大きくても、車がきれいな状態であれば評価がさがる割合が減ることもあります。

2.年式や走行距離にもよる

また新車登録をしてから数年の場合は、傷が大きくても大きく評価が下がらないこともあります。これは走行距離に関しても同じです。またニーズの高い人気車種は同じ傷であっても評価があがることがあります。

3.自分でできる範囲

このように傷がある場合は評価が下がることから、自分で傷を治したいと思うこともあるでしょう。しかしより深い傷になってしまうと、さらに評価がさがるので自分でできることをしっかりと判断することが重要です。

3-1.査定前に傷を治す場合

洗車の時ブラシがあたった等の傷であれば、誇りや砂利をとったあと、コンパウンド剤を付けて布で落としていく方法があります。この際力を入れ過ぎて塗装が落ちないようにしてください。浅くて小さな擦り傷ならほとんど目立たなくすることができます。

3-2.修理業者に依頼する時の注意点

擦り傷以外の傷はほぼ自分で修理しない方がよいでしょう。また修理業者に出すのも注意が必要です。小さな傷を修理業者に依頼すると、かえって高くつくことがあります。

3-3.無理になおそうとしない

結論をいうと、無理に自分で修理しないことが必要です。変に傷を広げてしまうと評価額が朝がる一方です。

傷は大きさや深さによって査定金額に影響します。小さく浅い傷でさればほぼ査定に影響はなく、また自分でも治せる範囲です。しかし無理して修理しようとしてさらに傷を広げるようなことはしないでください。

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